ネットで出会い、ネパール人と国際結婚

わたしのブーはココロ持ち

ヒンズー教の結婚式は神秘が沢山 ~額のティカ、猫草も

こたろうです。引き続きネパールの結婚式について。

前回、衣装がとにかく赤いお話しをしましたが、それ以外でもヒンズー教ならではの衣装慣習があります。とくに印象的なティカ(おでこのポチ)とジャマラという葉っぱのネックレスのお話です。

 

おでこにつける点

前髪は邪魔になるティカ

インドの女性といえば、おでこに赤い点をつけているイメージがありますよね。ネパールも同じです。ヒンズー教の慣わしです。

インドでは「ビンディ」ですが、ネパールでは、「ティカ(tika)」と呼ばれます。

 

よく見ていると女性によってティカのある場所が違います。

眉毛と眉毛の間だったり、おでこの上の生え際中央だったりしています。

実は、両者は別ものです。眉毛と眉毛の間辺りのものはティカで、女性にかかわらず老若男女が普段からつけています。

WelcomeTikaといって、ゲストの人につけてあげることや、バイティカという兄弟にティカをしてあげるお祭りもあります。

額につける点

基本的に他のヒトにティカをしてもらうことが祝福を受けるとして、たくさんもらうのが喜ばしいことから、わたしたちがイメージするようなオデコにプチっとした小さい印ではなくて、もはやオデコの半分以上の大きさのティカをつけてるヒトを見ることもあります。初めてみたとき、びっくりしたけど・・・・

 

ということで、ネパールでは前髪が額にかかるヘアスタイルはあり得ないことです。

前髪あったらティカできないから。

前髪を眉毛の辺りまで下ろしていた友達は、ネパールのおばさまに「なぜ前髪を!?ダメダメ〜」と言われたそうです(笑)

 

結婚式で旦那さんにしてもらうシンドゥールは性的エネルギーを開花させる!

一方、額の前髪の生え際中央についている場合は「シンドゥール」と呼ばれます。これは既婚者の印。初めてのシンドゥールは、結婚式で花婿によってされます。Sindoor Daanamの儀式です。

実は、このラインが引かれることで女性の性的なエネルギーが開花すると考えられています。。

それが目的だとするとなんだか恥ずかしい!w

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おでこ生え際から頭の上に向かって線を引きます。この儀式は二人が永遠に離れないためのもの。

シンドールが消えずに、残れば残るだけ幸せな結婚になると考えられています(頭をガツガツ洗えば消えちゃうと思いますが・・・)

結婚後は、未亡人になるまで女性は毎朝シンドゥールを自分で生え際につけます。

チャクラ

そもそもヒンズーでは額は人間の中枢であり、神聖なる部分で体の中でも特別な場所だと考えられます。

ヨガで聞くこともあるチャクラの一つですね。仏陀の第三の眼もここにあるといわれていて、ここにティカをつけることで機運を上げると考えれられているんですね。

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ティカやシンドゥールの材料

ということで、オシャレのためではなく祈りの込められた儀式であるティカ、シンドゥールですが素材は何かというと、ナチュラルなもの。

伝統的には赤い粉(ターメリック)と米と砂糖(糊代わり)を混ぜて作られるペーストだったりパウダーです。

インドのビンディは人工的なジュエリーとか作り物のこともあるみたいですが、ネパールのティカは必ずこの材料。

ネパールでもこの写真のようなものが売っていますが、これはインドから来たものみたいですね。ま、オデコにつけるとヒンズー気分?が気軽に楽しめます。
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ジャマラ(ドゥボ)・コ・マラ 葉っぱのネックレス

結婚式で新婦は新郎にシンドゥールをつけてもらいますが、新婦から新郎につけるものもあります。この写真の新郎新婦、緑色のものを首からかけています。ま、見たとおり葉っぱなんですが、ジャマラと呼ばれるものです。

jamara ko mala

首にかけている葉っぱ

このジャマラは結婚式以外でもいろいろなお祭りでも出番が多いので、多くの家でジャマラを育てています。こんな感じで金色などの糸で結びつけて輪っかにします。

ちょっとマニアックですけど 輪っかの作り工程の動画がYoutubeにありました。

www.youtube.com

お互いに掛け合うこのネックレス。神様の葉っぱなので、これも祝福ということのようです。これは永遠に枯れないと夫のアランは言っております。1年経った今も確かに枯れていません!

 

こうしてネパールの結婚式を簡易とはいえ経験してみると、儀式っていいなと思いました。日本も神前に戻したら、神様からも祝福されるものとして結婚の重みが感じられそうです。

 

ちなみにジャマラ、ネコ草にそっくりです・・・

ネコ草

こたろうの実家にあるのを見て「日本でもジャマラを育ててる!!」と喜んだら、ネコ草でした・・・