ネットで出会い、ネパール人と国際結婚

わたしのブーはココロ持ち

自分に打ち克つダイヤモンド ドルジェ

こたろう(ΦωΦ)です。今回はタンカネタです。

 

~ タンカとは ~

タンカは、ネパールのチベット仏教の宗教画。アクリル水彩画ですが、近くで見ると油絵のような厚みがあり、立体的。角度によりキラキラと輝き、美しいです。

詳細はこちらからドウゾ!

 

今回取り上げたいのが、こちらのシンボル。ダイヤモンド💎です。ダイヤモンド・・・それはすべての女性の憧れ。ネパールでも同じだそうで、人気の宝石です。

diamond

ダイアモンドの輝き

 

   

曼荼羅にダイヤモンド?~ヴァジェラ(Vajera)

ダイヤモンドってこうじゃないの?と思われると思います。

diamond stone

ダイヤモンドの石

でも、先の絵の中心にあるのもダイヤモンド・・・金剛石で作られた杵、金剛杵です。

金剛杵は、サンスクリット語ではヴァジェラ(Vajera)と呼ばれるチベット仏教の法具。

 

ヴァジェラ(Vajera)は「非常に硬いもの」「稲妻」という意味ですが、そこから金剛石、ダイヤモンドに結び付けられました。ダイヤモンドは世界一硬いと言われるからですね。

 

 

起源は古代インド神話。

金剛石

パタンのゴールデンテンプルのヴァジェラです

豊穏をもたらす雷神インドラが稲妻を操る武器として、ヴァジェラは古代インドの神話に登場しています。

 

 

インドラ神は↓この人。右手にヴァジェラを持ってますね。

インドラ神

インドラ神

 

インドラ神はあるとき悪魔を倒したくて、スリートップ神様の一人ブラフマー神に相談をしたところ「ダディーチ聖仙人に骨をもらい武器を作りなさい」と言われて、その通り悪魔を倒したとか。その武器がヴァジェラです。

 

 

ちなみに、その仙人は自ら命を絶って骨を差し出したんだそうです・・・。

そう思うと、インドラさん、笑ってるけど、ひどいよ?!

 

稲妻ドルジェ(Dorje)

この神話はチベット仏教にも取り入れられました。チベット語ではドルジェ(Dorje)と呼ばれてます。

ドルチェじゃありません

ちなみにドルジェはチベット人に多い名前なんですよ

 

ドルジェは稲妻という意味。そこから、仏陀の教えが、稲妻のように衝撃的な目覚めを導き、悟りを求めるさまが、ドルジェに託されるとされ、多くの儀式や修行に登場します。

 

 

日本にもあります。ただ仏教ではなく密教の法具として伝わっています。

 

空海が唐から持ち帰った物の一つとされています。

ヴァジェラ

空海像の手にあるのはヴァジェラです

   

もちろん、タンカ曼荼羅にもシンボルとして描かれます。わたしが見たことがあるのは、二つのドルジェが重なったクロスドルジェです。

 

これしぶくって好きですねー。

Double Dorje Mandala

Double Dorje Mandala

二つのドルジェが重なり十字に交わっているダブルドルジェが中央に描かれており、より強いパワーを発するかもしれないですね。

 

これは明るい色でポップで、違う意味で好きなんです。

ポップなDouble Dorje Mandala

ポップなDouble Dorje Mandala

 同じドルジェでも、結構形が違いますね。

 

ところで、ファイナルファンタジーにも、バジェラが登場しているそうで・・・宗教はいろんなところに実は登場してるんですねえ。