【前世とか後世とか・・輪廻転生って信じます?】仏教、ヒンドゥー教まとめ 第3弾

こたろうです。2回目まではインド古代の歴史と仏教が生まれたところまでをまとめました。今回は、歴史から離れて仏教の輪廻転生について。関連する仏教画のタンカもご紹介します。

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なお、素人が勉強のためまとめているところがありますのでご了承くださいませ。 

 

 

カルマと『セックス・アンド・ザ・シティ』

少し古いですけど、映画にもなったドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』に“男と女のカルマ”というエピソードがあります。

http://mv.avex.jp/sexandthecity/images/story_ph02.jpg

 主人公キャリーが元カレビッグと不倫関係になって、奥さんにバれ、奥さんにケガをさせてしまいます。その後のある日、キャリーは通りで強盗に遭います。そしてビッグが離婚したことを知ります。

 

そうした悪い出来事を「これは悪事を働いたためのカルマだ!」と思います。

自分は不倫関係で奥さんにひどいことをしたので、自分もひどい目に遭っているのだと。 

 

このカルマはインド古代思想、仏教に共通するコンセプト「輪廻転生」に関連します。  

死後、生前の生き方、行い=カルマ(業: karman)によって、生まれ変わり方が変わるという輪廻転生

  

六道輪廻 

古代ヒンドゥー思想の輪廻転生を支えるコンセプトに「身体」「身体を有するもの」の二つがあります。後者はいわば輪廻する”不変の魂”。

不変の魂が、”人間”という身体に入った時は人間界に、”動物”という身体に入った時は動物界に・・・というのが輪廻転生です。

六道輪廻は一つの魂が、生まれ変わり、死に変わりながら6つの世界(六道)をめぐるという考え方です。

  • 地獄
  • 餓鬼
  • 動物
  • 人間
  • 阿修羅
  • 天(神々)

  

それを表したタンカがこれです。実物はすごい迫力ですヨ。

輪廻

Life of Wheel

もともとお釈迦様は輪廻転生は受け入れていませんでした。

バラモン教配下の不平等な「輪廻することからの解脱」を説いたのではなく、「輪廻という存在」からの解放を果たすため修行すべし、と説いています。

 

お釈迦様滅後仏教徒も次第に輪廻説を受け入れるようになっているといわれてます。そして永遠の魂に相当する「カルマ」という概念が生まれます。

 

業が行われた後もその勢いというものが、その人の体にまだ残っていて、長年の業の集積によって、その人なりの勢い、魂に近いようなものが存すると考えられてきています(一部引用:『ネパール密教』)

 

輪廻転生を描いたカーラチャクラ曼荼羅 

これは、カーラチャクラというタンカです。カーラは「時」で、チャクラは「存在」という意味。

kala chakra

時輪曼荼羅とも言います

 

メルカリなどでタンカを販売するときの説明文に「あらゆる時間は存在の中にあり、あらゆる存在は時間の中にある」と書いてたんですが、正直ちゃんとは理解できていませんでした・・。

 

しかし!今回これを書いていて輪廻転生なんだなとやっとわかりました。

輪廻を説明する『ネパール密教』立川武蔵著のこの文章でやっとピンときました。

もろもろの存在、人間や動物、植物やさらには岩石も含めて時間がそれらをどこかに運んでいると、あるいは時間の中、それを運んでいると考える

 

時間という流れの中に存在し、時間もわたしたちの中に存在している・・・

カーラチャクラ

金泥がマジ美しい

まとめ

生まれ変わりか~。わたし自身はその考え方は特に信じてないですね。

そこで、生粋ヒンドゥー教徒ネパール人のアランに輪廻転生を信じてるか聞いてみた。

僕のお父さんはアランが子どもの頃亡くなってるんだけど、お父さんはたいそう毛深かったんだよね。で、お父さんが亡くなった数か月後に生まれた僕の従弟が、生まれたてなのにお父さんと同じ場所がとても毛深かったんだ。

 

それで、生まれ変わりなんじゃないかと言われているんだとか。

 

毛か・・・笑

 

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