曼荼羅画 「4兄弟のフレンドシップとハーモニー」 

こたろうです。

ネパールのタンカのシンボルをご紹介しています。

 

ネパールのタンカは、仏教の宗教画。

 

詳細はこちらからどうぞ。

www.araam-nepal.com

 

ネパールのヒンズー教はチベット仏教と融合していて、仏教のシンボルも日常的に目にします。日本の神仏混合と同じ感覚かなとおもいます。

 

 

こめられたストーリー

これは仏教の教えを物語にして説いています。

 

フレンドシップとハーモニー

フレンドシップとハーモニー

「4人の兄弟の・・」と、兄弟と言っていますが、種類の違う動物4匹が登場します。


お話はこうです。

ある森にキジが暮らしていました。キジは木の芽を地面で見つけました。

木に糞やおしっこをかけて、育てました。そして、木はどんどん成長しましたが、やがてキジの届かない高さに実がなるようになりました。

キジは実を食べることができなくなりました。そこへウサギがやってきました。

ウサギは背中にキジを乗せてあげ、キジが木の実を取って二匹で食べました。


木はさらにどんどん大きくなり、二匹が協力しても、もう実に届かなくなりました。

そこへサルがやってきます。
サルは木に登ることができるので、いまや高く伸びた木に登り、実を地面に落としてウサギとキジに食べさせてあげました。


月日とともに木はさらに伸びていきます。ついに上のほうの実にはサルも手を伸ばすのが難しくなってしまいました。

助け合う

助け合って高い木の実を手に入れてます



そこへ、ゾウがやってきました。
ゾウは3匹を背中に乗せて、皆で実を分け合いました。

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ゾウもやさしい顔してます

 

年長者への敬い

この話では、木の芽が小さいころからキジは居ることからキジが一番年上ということが分かります。

新たに登場する動物たちは、背中に乗せてあげており、誰もがキジに敬意を払っていることが分かります。

お釈迦様は背中に年長者に敬意を払うことを説いています。

 

ある友人から数年にわたって、その友人の弟さんのお嫁さんが、友人のお母さん、つまりお嫁さんがお姑さんを自分の子どもの世話をさせたり、会社帰りに孫も連れて夕ご飯を食べに来てお皿も洗わずに帰り、週末も押しかけてくる話を聞いてるんですけど、そのお嫁さんに聞かせたいです。。

 

人の間で生きている

この話は動物の話ですが・・・・人間って「人」と「間」で人間ですよね。当然ですが。

でもこのタンカの話を知って、あ~~そういう意味だったのかと今更納得しました。

 

皆が、互いの背中を貸し、助け合って食べ物を手にしていることから、助け合いの話でもあるこの話。どの動物も、一人だけでは木の実は手に入りませんもんね。

 

普段ボーっと過ごしてると、そんなこと忘れがちですが・・自分は人の中でこそ生きていけることを、このタンカを見ると思い出させてもらえます。