ネットで出会い、ネパール人と国際結婚

わたしのブーはココロ持ち

映画リトルブッダにも登場したネパールの曼荼羅

こたろうです。以前、ご紹介したのですが、わたしの愛するネパールのタンカ。

この時、ラカムさん一家の作品に恋し、ラカムさんたちともお友達になりました。今や家族ぐるみの付き合いです^^

そして、日本の皆さんにももっと知ってもらいたいと思って、オンライン販売を始めました。

今日は、タンカ全般の由来やモチーフなどをご紹介。

お釈迦者様の生誕地ルンビニから直接伝わったチベット仏教の教義

チベット仏教の教義を具現化したアクリル水彩画です。

チベット仏教?日本の仏教と違うの?か?

違うそうです。

日本の仏教は、ネパールから中国と朝鮮半島を経由して、それらの思想などと結びついたものです。一方で、チベット仏教はネパールから直接伝わりました。なので、少々系統が違います。

 

あれ?そもそも仏陀ってインド出身ではなかったです?ネパールなの??

と思われたのではないでしょうか? 

まあ、諸説あるみたいですが、お釈迦様の生誕地を発祥の地とするのであれば、ネパールになります。

ガウタマ・シッダールタ(お釈迦様)ネパールのルンビニで生まれたんですよ!

タンカを見ていると曼荼羅(マンダラ)画が多く見られます。こんな感じ。

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これはチベット仏教が密教だったことに起因します。

密教は、教義を文字に起こすことはせず、口頭でのみ伝える口伝だから教義を文字でなく、シンボルとして具現化したということです。

このマンダラ画にも幾つかのシンボルが描かれています。

真ん中のオムは文字のようにも見えますが、キリスト教でいえばアーメンのような、オムという聖音を具現化したものです。

その周りは宇宙を司る星、神様の姿です。

 

時代としては11世紀頃。僧侶は村を回ってタンカに教義をシンボルとして描き、村人に説いて回ったそうです。

そうして持ち歩くのに便利なように、タンカは掛け軸のスタイルになっています。

映画『リトルブッダ』にも登場する僧侶のお務め

ところで、1993年『リトル・ブッダ』という映画がありました。

若きキアヌリーブスが主演でお釈迦様の誕生をテーマとしている映画です。

 

映画では砂で作られる砂マンダラ(タンカの一種)を作っているシーンが出てきます。この紹介動画の0:55頃に出てきています。

このようにチベット仏教では、タンカ製作はお務めの一つでもあるんですね。

カトマンズ盆地のパタンの繁華街を歩いているとタンカギャラリーが沢山並んでいます。

僧侶の作品ではなく、画家の作品を扱ってます。ただ、画家と言っても代々修行を積んだ職人ファミリーの手仕事です。

Thang Ka(タンカ)は、掛け軸

話は戻って掛け軸形式の話ですが・・

タンカはアルファベットではThangkaとかかれますが、Thangとkaという二つのチベット語、「平たい」と「丸められる」が合わさった言葉で、掛け軸というような意味なんですね。

掛け軸といっても日本のものと違って、こんな感じでシルクの布のフレームです。華やかですね。

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このシルクフレームは、アンティークなもので少し疲れて見えるのはそのせい。

でもその方が価値があります。

最近では中国シルク製の安価なフレームも多く出回っているそうですが、アンティークっぽく見せるため、オイルを塗って重みを出すそうです。

描く内容は細則アリだけど流派はさまざま

僧侶が教義を説いて回るのに見せたのがタンカだったように、タンカに描かれるのは精神的な救いを象徴ものです。そしてそれは自由に描かれたモチーフではないでんです。

キリスト教の絵画はテーマが同じでも、画家により描き方は様々ですよね。

でも、チベット仏教のタンカは原則、すべて決まってます。細部まですべて古書に従ったルールがあるそうです。

 

そのモチーフは多岐にわたります。主なものとして先述の曼荼羅、釈迦の生涯、輪廻、仏陀やタラといった平安の神々、怒りの神々などがあります。

 

前にご紹介したウェイトゥーヘブンなども、物語のようですが、悟り(ニルヴァーナ)を開く道のりを教えてくれるものも。

いや~本当にこの絵好きです・・・

www.araam-nepal.com

ネパールは、今ではヒンズー教国なので、チベット仏教と言いつつこのようなヒンズー教の神様も描かれているものもあります。

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全般、日本の落ち着いた仏教画とはずいぶん違いますね。

日本人にすると、宗教画にしては非常にポップともいえる色合いに感じます。

 

流派は多岐にわたるため、同じモチーフで風合いがまったく違うタンカを見つけることができます。

当然ですが、わたしの扱うラカムさん一家のタンカがわたしのイチオシ。色合いが優しいです。

まとめ:わたしとタンカ

もともと日本の屏風絵が好きなわたしには、優しい“和”(タンカの場合“アジア”)テイストの中に、煌く金泥で描かれる繊細なキラキラのコンビネーションが多いタンカが、ドンぴしゃりでした。

 

いろいろ見せてもらうと、アラブの国の、細密画にも似たエスニックさやポップさも見つけたりして興味深く、どんどん引き込まれていきました。

 

実は、タンカを知ってから、タンカを見に行くのも、アランに会いに行く目的に加えてネパール訪問の目的になっていきました。

 

タンカがわたしとアランの縁を強めてくれたといっても過言ではないと思ってます。

 

タンカにはもう一つ役割があって、瞑想の助けをするもの。瞑想に気持ちを集中させる役割を担うそうです。そう考えると見ていても、ちょっと神妙な気持ちにもなります。

 

でも単純にキレイなんですよね・・。

 

といういことで、やっと最近仕入れたタンカをアップしたのでお店の宣伝です・・!

お店の名前はaraam(アラーム)。ネパール語で癒やしという意味です。

タンカで皆さんに少しでも癒やされて欲しいというところから、つけました。

araam

今のところ26cmくらいのサイズの曼陀羅を主に掲載していますが、

このあと30cm越えの大き目のタンカもアップしてきます。

見るだけでももちろんきていただけと嬉しいです。キレイなので!(写真、がんばってキラキラを捉えるべくすごい沢山撮って選りすぐりを掲載しています)

 

モチーフのご説明もまた後日載せていきます。